2004年1月31日〜2月3日

会社の同僚と寒さ厳しき中、北京・万里の長城へと旅行しました。ツアーの参加者は我々の仲間4名のみ、まったく貸しきり状態。4名にガイドが1名、マイクロバス、運転手つきのぜいたく旅行何かツアー会社に申し訳ない感じの旅行でした。

故宮博物館、映画ラストエンペラー・英雄等で有名な紫禁城。天安門の北側に広がる広大な敷地にまさに壮大な建物の数々中国の世界遺産。そのすべてに圧倒される。一度は行ってみる価値のある場所と思います。

天壇公園 特徴ある祈念殿が目立ちます。右の写真は丸い石、天心石の上に座っています。 当時の皇帝が天下万民の声を聞くために座った石とか?残念ながら私には聞こえませんでした。

景山(故宮のすぐ北)の丘から故宮北門〜天安門方面を見ると、中心になる建物が一直線に並んでいるのが解る。坂を上るのに多少しんどい目をしましたが、それなりの価値のある丘です。

万里の長城は東西に約6350キロメートル、地上最大の人工建造物と言われ,宇宙空間から確認できる唯一の物と言われています。
秦の始皇帝 (259-210 BC) が北方匈奴の侵入を防ぐためBC214年に長城を本格的に建造を始め、工事は数百年続いた。 AD583年に隋が遷都した際、長城の延長と修築が行われた記録があります。
今回は最も知られている八達嶺に出かけました。
八達嶺には、向かって右方向がだらだら坂の女坂、左方向が急坂の男坂があります。どうせ行くならと意を決して左に道をとりました。左方向の男坂はその名の通り、変化に富んだ坂が続きます。だらだらが続くと思い油断していると、突如、左の写真のように、20段ほどで10m登るような急な石段もあります。面白いのは、階段がすべて同じ高さで刻まれていないこと、油断していると、けつまずいてしまいます。手すり等が整備されており上りは問題ないのですが、下りは油断大敵です。
200m〜300m歩くと、必ず物売りがよってきます。高いと言って相手にしないでいるとすぐ半額になります。でも本当に欲しい物はほとんど売っていない。

毛沢東の遺骸が保管されている記念館。たくさんの人が列を作り遺骸にお参りしていました。毛沢東の遺骸はきれいにガラスケースに入れられ、まるで眠っているようでした。
 ここでエピソード、献花は5元の造花だったと記憶していますが、 200人ほどの人が、一通り出口に向かうと係員があわてて献花を回収し、玄関脇の花売り場に移動し次の人に売ります。商魂のたくましさに脱帽。

明十三稜 明時代の皇帝が地下数十メートルに眠っています。稜内は撮影禁止でした。
まだ発掘されていないものもいくつかあるそうです。世界遺産に値するすばらしい遺跡でした。

面積44万u、一度に100万人が集まっても大丈夫とか。
とにかく広い、国旗掲揚塔前には衛兵がいて、広場全体を見渡しています。奥に天安門が見えています。毛沢東の肖像がひときわ目を引きます。今では、あのむごたらしい天安門事件があったとは想像できません。

北京一の繁華街、王府井の通りで見つけた屋台です。サナギ・バッタ・タツノオトシゴ・へび・鳥・なぜかそのすぐ横にイチゴ。残念ながらそれを食べる勇気はありませんでした。別にこんなもの食べなくてもの世界です。

北京旅行

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